第1話(その1)
☆第1話:登場!最先端科学技術少女!(その1)
時は21世紀。2020年。
政治、経済、医療、スポーツ、農業、工業……あらゆる分野で科学技術が求められる時代。
それゆえに、日夜、めざましい発展を続ける科学技術。
幼稚園児でも「科学技術」と漢字で書けない子はハブられてしまう、そんな科学技術全盛の時代において、最先端の科学技術を駆使する少女がいた……
「あたし、荒嵐 奏(あらあらし かなで)は、今年からピッカピカの女子高生よ!そして、かねてからの念願だった最先端科学技術部を高校に設立してみせるわ!」
史上まれに見る科学技術的な部活動と、科学技術的な争乱と、科学技術的な何だかよくわからないものが、日本ではどちらかというと非科学技術的な近代都市・冬浦県冬浦市で巻き起こるかもしれない……
放課後の教室にて。
荒嵐 奏(高校1年生)は、メジャー飲料・古賀コーラを高々と掲げた。高々といっても奏の身長は139.5cmなのでそんなに高くない。ツインテールと相まって、見た目は小学生。しかし、鋭い眼光を持ち、最先端の科学技術を駆使し、人類の英知を超えた発明を得意とする本作の主役である。常時着用している白衣は、最先端の科学技術を扱う人間のシンボルとのことらしい。
周りを見渡して、そして、奏は高らかに宣言する!
「あたしたちの『最先端科学技術部』の設立1周日記念を祝って、カンパーイ!」
「せめて1か月ぐらいたってから祝わへんか?」
そんな奏に嘆息交じりにつぶやくもう一人の関西弁女子高生、嬉怒 月美(きど つきみ)、同じく高校1年生。関西弁・メガネ・突っこみ役だけで事足りる、面白みのないキャラ。得意技も機械類の修理という、本作で活かされるかどうか定かでない地味なものである。
「ちょい待ち!?ウチのキャラ解説、なんかひどすぎひんか!?」
「ひどいわよ?」
「フォローせぇよ!」
そんな様子を見ていたもう一人の部員は……
といきたいところだが、現在のところ部員はこの2名だけである。
「少なっ!?」
<<あとがき>>
今週の『ぶっちゃけちゃったよ!?奏さん』は!
「『文科省は日本の癌だ!』とか言われないように頑張ります!」(奏)
「言われとんのか?文科省……」(月美)
言われてないですよ?
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